
日本語の「足の踏み場もない」という表現、日常会話でよく使いますよね。
たとえば部屋が散らかっているときや、人が多すぎて動けないときに、
「もう足の踏み場もない!」と言ったりします。
韓国語にも、まったく同じような意味を持つ表現があります。
それが 발 디딜 틈도 없다 です。

この記事では、この表現の意味・使い方・文法の分解・例文を初心者でもわかりやすく解説します。
最後には比喩的な使い方も紹介するので、ぜひ最後まで読んでください!
韓国語で『足の踏み場もない』は?
발 디딜 틈도 없다
パル テイデイル トウムド オプタ
발(足) + 디디다(踏む) + 틈(すき間) + 도 없다(〜もない)
→ 「足を踏み入れるすき間もない」
→ 「足の踏み場もない」と言う意味になりますね!

この表現は、実際に物や人で足の置き場がないという物理的な意味でも使えますが、それだけでなく、『とても混んでいる』『ごちゃごちゃしている』という比喩的な表現としてもよく使われます。
例文集(自然な韓国語会話)
🏠 1. 散らかった部屋のとき
| 방이 너무 더러워서 발 디딜 틈도 없어. |
| パンイ ノム トロウオソ パル テイデイル トウムド オプソ |
| 部屋があまりにも汚くて足の踏み場もないよ。 |
⬛️ 韓国語で『汚い』/ 더럽다 の活用の仕方〜日常生活で使える例文〜
🚉 2. 人が多すぎるとき
| 출근 시간 지하철은 발 디딜 틈도 없어. |
| チユルグン シガン チハチヨルン パル テイデイル トウムド オプソ |
| 通勤時間の地下鉄は足の踏み場もないほど混んでる。 |
🎤 3. コンサート会場など
| 공연장에 사람들이 너무 많아서 발 디딜 틈도 없었어요. |
| コンヨンジヤンエ サラムドウリ ノム マナソ パル テイデイル トウムド オプソツソヨ |
| 会場に人が多すぎて、 身動きが取れませんでした。 |
🧳 4. 荷物が多すぎるとき
| 짐이 너무 많아서 방 안에 발 디딜 틈도 없어. |
| チミ ノム マナソ パン アネ パル テイデイル トウムド オプソ |
| 荷物が多すぎて部屋の中に足の踏み場もない。 |
『발 디딜 틈도 없다』と似た表現
| 韓国語 | 意味 |
|---|---|
| 숨 돌릴 틈도 없다 | 息つく暇もない → 忙しすぎる |
| 자리가 없다 | 座る場所がない → 混雑している |
| 꽉 차 있다 | ぎっしり詰まっている → 満員だ |

これらはいずれも「틈이 없다(余裕がない)」という構造を持っています。
まとめ
・「발 디딜 틈도 없다」は物理的にも比喩的にも使える便利な表現。
・会話だけでなく、ニュース記事や小説などでもよく登場します。
・「틈」=「すき間」「余地」を覚えておくと他の表現にも応用可能。

「발 디딜 틈도 없다」は、韓国人がよく使う自然な慣用表現です。
日本語の「足の踏み場もない」とほぼ同じ感覚で使えるので、実際の会話やドラマのセリフで出てきたときは、ぜひ思い出してくださいね!
수고하셨습니다!
